TWITTERは字数制限あるし、重たい話書きたくないしでFacebookの方で書いたんだけど、すぐ埋まるからこっちにも書くことにした
昨日の夜中にふと思ったことで、半ば眠気眼だったし寝る直前だったから支離滅裂な内容かもしれないんだけど。
結論を言うと、やっぱり『アート』『芸術』は難しい。
なにがどうなってこれが誕生したんだろうかって思う作品が世の中には沢山あるっていうのも理由のひとつだし、自分がその作品を納得いくまで噛み砕けないっていうのもあるし…
そのわからない部分を理解しようと芸術書、作家の著書を読んでみたりして、頭で理性的に、論理的に理解することはできても、それは芸術を純粋に見て楽しむという行為からは外れた、頭でやっていることで、感覚的なものじゃない。
確かに頭で理解することは大切なことだし、自分の中の引き出しを増やすという意味でもやっていて損はないことだと思う。
けどそれは、芸術やアートの分野を極めようとしている人たちの視点に立った時に大事だと感じるプロセスであったとしても、ただ見て楽しんでいる人たちからしてみたら、それほど重要視される項目でもないことだとも思う。そういった人たちに芸術とはなんなのかと説いても、説明する言葉は、今まで読んだり聞いてきた先人たちの言葉や、コラムの一説やらのつぎはぎ、寄せ集めでしかない。だから聞いていてもたぶん退屈になってくる。ようは流行に乗ったり、視覚的に楽しんでいるだけの人が多い中で、基盤になってきた概念やそれが作られるまでの歴史をぶっ込んだとこで、重要な部分が重要視されづらいっていう現実はあるなあと思う。
今の最新のアートシーンがどうだとか、あたしは正直わからないし、そこまでこまめに調べているような人間ではないし、芸大出てないしでなにがどうすごいとか言えないけれど
人間の根本的なというか、根源的な部分である五感を震わせることができるかどうかなんだろうなあとは、見ていて思う。
そうなると、感じる部分は年代や世相や、ジャンルに趣味と、個人で変わってくるものだから求めているものが当然変わってくる。
ということで、全部ひっくるめてこの分野は難しいなと思うのです。
正しい答えがこれといって無いからなおさら。
常識とか既成概念とか、そういったしがらみにとらわれない
ただ純粋に、無条件に、人を心の底から
「うわっ、これすげえ! なんかよくわかんないけどとにかくすげえ」
と思わせてくれる作品を作っていう作家さんたちって本当に凄いなって思う。
(なにが凄いのかって具体的なことは全然知らないので想像でしか無いけど、芸術論を始めそういった教養をちゃんと学んで理解した上で殻を破っているんだと思っている)
エネルギーが作品から出ているんだろうなあ
岡本太郎先生が言った「芸術は爆発だ」という言葉に尽きるなあと思った深夜2時でした。
余談だけど松本人志の言葉がとても印象的で
「地球ってのは『EARTH』って言いますよね?
最初の E は EDEN、大地です
最後の H は HEAVEN、天国です
そして、大地と天国をつなぐのが ART 芸術 なんですよね」
ってのがとても好きです。